平成13年 東京都基準地価格の概要

平成13年 東京都基準地価格の概要

1 東京都基準地価格

国土利用計画法に基づき、都道府県が基準地を選び、毎年7月1日時点の価格を判定し、土地取引規制の基準等として公表している。都では、昭和50年以来毎年実施しており、平成13年は都内に1,409地点を設け、調査した。(平成13年9月20日告示)

2 平成13年東京都基準地価格の特徴

(1) 東京都全域の平均変動率で平成3年から11年連続の下落となったが、下落幅は、住宅地・商業地ともに、昨年に引き続き縮小した。

(2) 多摩地区の下落幅は、住宅地・商業地ともに4年連続して区部の下落幅を上回った。

(3) 住宅地では、地下鉄大江戸線・南北線の延伸等により港区と渋谷区全体の平均変動率がプラスに転じた。

(4) 商業地では、区部及び多摩地区の外周部などでは引き続き下落が続いているが、都心部等で、再開発の進んだ地域や内外の企業需要の強い地域を中心に、上昇地点が昨年に比べ大幅に増加した。

地区別・用途地域別対前年変動率

記事ID:006-001-20240117-010781