「建設キャリアアップシステム活用工事」

令和6年5月7日
財務局建築保全部

「建設キャリアアップシステム活用工事」の実施について

 建設キャリアアップシステム(以下、「CCUS」という。)は、技能者の資格や現場における就業履歴等を登録・蓄積するシステムであり、技能者の技能・経験が客観的に評価され、技能者の適切な処遇につなげる仕組みとして、国土交通省において普及を推進しているところです。
 東京都財務局建築保全部では、CCUSの理解促進と活用状況の把握のため、受注者の希望に応じて行う「建設キャリアアップシステム活用工事」を実施することとしました。
 概要等については、以下のとおりです。

1 概要
 受注者が本活用工事の実施を希望して、現場にカードリーダー等を設置し、現場作業全期間に渡って運用した上で3の実施内容を完了した場合、工事成績評定において評価します。

2 対象工事
 財務局建築保全部で行う工事のうち、建築保全部技術管理課長が定めるもの。

3 実施内容
 (1) CCUS活用状況の報告
  受注者は現場作業期間中、次の各指標を定期的に報告する。
   ア 下請企業のうち、CCUSに登録している事業者の割合
   イ 技能者のうち、CCUSに登録している技能者の割合
   ウ 現場に入場した技能者のうち、CCUSのカードリーダー等を利用して入場した割合
 (2) アンケート調査への協力
  受注者は、CCUSの活用状況等を把握するために発注者が行うアンケート調査に協力する。
 (3) その他
  詳細な実施方法等については、次の実施要領をご確認ください。

■実施要領

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