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平成29年度建築技術革新支援事業における新技術の選定結果について

平成29年度建築技術革新支援事業における新技術の選定結果について

建築技術革新支援事業として、平成29年10月10日から12月1日まで3つの技術を公募したところ計10件の応募があり、学識経験者等で構成される技術審査委員会で審査基準に基づき審査した結果、下記のとおり2件の技術を選定しました。

1 選定結果

公募技術 都立府中高等学校改築工事におけるコンクリート面における外壁仕上げに用いる耐候性塗材に関する技術
応募件数 5件
選定者 株式会社ダイフレックス
選定技術 名称 超耐候性・超低汚染型変性無機塗材(エポンE+スーパーセランアクア)
概要 ■塗材の成分として、無機の特長(高耐候・高低汚染性等)に、有機の特長(耐亀裂性・フレキシブル性等)を付加することで、より高い耐久性を発揮し、建築物の外壁面を長期間保護
■水系塗料(低VOC)であるため、溶剤臭が無く、環境に優しい塗材
選定技術以外の応募技術 掲載希望無し
◎選定技術の詳細については、こちら
公募技術 東京都渋谷合同庁舎(仮称)改築工事における外部の影響を受ける鉄部に用いる耐候性塗料に関する技術
応募件数 1件
選定者 なし
選定者なしとした理由 都が指定した評価項目(細目)が、「技術条件書」に記載の条件を満たさなかったため、選定者なしとした。
公募技術 東京都渋谷合同庁舎(仮称)改築工事における施工性に優れた給水配管に関する技術
応募件数 4件
選定者 積水化学工業株式会社
選定技術 名称 給水用高密度ポリエチレン管・継手(エスロハイパーAW)
概要 ■熟練技能者が不要な電気融着接合や軽量なポリエチレン管により、施工性が良い
■融着確認ができる仕組みなどにより、均一な施工品質の確保が可能
■樹脂製(高性能ポリエチレン)の管・継手を使用することで錆びず、耐久性が良い
選定技術以外の応募技術 掲載希望無し
◎選定技術の詳細については、こちら

2 技術審査委員会の構成

  • 技術ごとに5人で構成
  • 各技術につき学識経験者の外部委員3人と都職員2人

3 今後の対応

選定技術は、対象施設の設計・工事に採用し、当該工事完了後等に実施する事後調査で有効性を確認したうえで、都における施設整備の基準類へ反映していきます。

記事ID:006-001-20240123-011376